屋上やベランダ防水で最も選ばれている工法
メリット・デメリットと
失敗しない工法選びをプロが解説
ウレタン塗膜防水の基礎知識
ウレタン塗膜防水とは、液体状のウレタン樹脂をローラーや刷毛(はけ)、専用のコテで塗りつけた後、化学反応でゴム状の防水層へと硬化させる工法です。
継ぎ目のない「シームレス」な防水層を作れるのが最大の特徴で、マンションの屋上、ベランダ、廊下など、場所を選ばず幅広く採用されています。大進双建でも、年間を通して最も施工実績が多い、信頼性の高い工法です。
「液体」だからこそ、
どんな形状にもフィットします。
知っておきたい2つの工法
ウレタン防水には、大きく分けて「密着工法」と「通気緩衝工法」があります。この選択を間違えると、わずか1〜2ヶ月で膨れが発生する原因になります。
1. 密着工法
下地に直接ウレタンを塗りつける工法です。
- 主に水分の心配が少ないベランダ向け
- 比較的安価で施工期間が短い
- 下地に水分が残っていると膨れやすい
2. 通気緩衝(つうきかんしょう)工法
特殊なシートを挟み、水蒸気を逃がす工法です。
- 主に水分の逃げ道が必要な「屋上」に最適
- 「脱気筒(だっきとう)」を設置し、下からの水蒸気を外へ逃がす
- 手間はかかるが、膨れのリスクを大幅に軽減できる
⚠️ プロからの警告
安さだけで「密着工法」を提案する業者には注意が必要です。本来「通気緩衝工法」が必要な場所に密着工法を行うと、1ヶ月でぶくぶくと膨れが出てしまう「やっちまった」現場を私たちは何度も見てきました。工法の選択は必ずプロの判断を仰いでください。
メリットとデメリット
メリット
複雑な場所でも施工可能
室外機の足元、排水口(ドレン)周りなど、シート防水では難しい箇所も液体ならではの密着力でカバーします。
改修が楽
古い防水層の上から塗り重ねができるため、廃材が少なくコストを抑えられ、環境にも優しい工法です。
デメリット
職人の腕がすべて
コテで均一な厚みを出すには長年の経験が必要です。下手な職人がやると5年も持たずに切れてしまいます。
天候に左右される
液体のため硬化時間が必要です。雨の日や湿度が高い日は施工できず、季節に合わせた管理が求められます。
費用目安と耐用年数
施工費用(目安)
4,000円 〜 6,000円/ ㎡
※密着工法の場合。下地状況や工法により変動します。
耐用年数
約 10 年
※5年ごとのトップコート塗り替えを推奨。
「10年持つ」と言っても、メンテナンスなしでは不可能です。
強い日差しから防水層を守るため、5年ごとのトップコートの塗り替えが長持ちの秘訣です。
ウレタン防水で大切な3つのポイント
複雑な場所でもOKな高い信頼性
「職人の腕」が品質のすべてを決める
5年ごとのトップコートで寿命を延ばす
強引な営業は一切いたしません。ご安心ください。


