大進双建のシーリング工事
外壁ボードの接合部分やサッシと外壁の間には、浸水を防ぐ目的で目地が施されていますが、経年で紫外線や雨風、地震の影響によって劣化したりひびが入ったりします。
そのような状態になった目地を放置していると、その部分から雨水が建物の内部に浸透し、建物の耐久性と耐震性を低下させてしまいます。
その為、定期的にシーリング工事を行い外壁に生じた隙間を修復し、雨水の侵入を予防することが大切です。
シーリング工事によって隙間が埋められると防水性と同時に気密性も修復されるため、新築時の断熱性と防音性が蘇ります。
一般的なシーリング材料には、ポリウレタン系、シリコン系、変性シリコン系、アクリル系等があります。
これらの材料を隙間に充填して硬化させて隙間を埋めるのですが、硬化する際の硬化タイプによって一成分型と二成分型2種類に分けられます。
一成分型にはそのまま使うタイプで、硬化の方法には空気中の水分に反応する湿気硬化と材料に含有されている水分が蒸発する乾燥硬化、空気中の酸素に反応して皮膜を形成する非硬化の3種類があげられます。
二成分型には硬化剤と混ぜて硬化させる混合反応硬化が用いられます。
当社のシーリング工事では施工部位の劣化状態や、外壁が向いている方角による日射状態の違いなど、複数の条件を勘案した上で施工個所に合わせて使い分けることで最適な工事をおこないます。
工事が必要な箇所
雨水を侵入させる隙間や、漏水を発生しやすい接合部分を確認していきましょう。
屋根の縁や屋根と壁の接合部分
屋根の縁や屋根と壁の接合部分などには、雨水や風が侵入する可能性があります。
窓周りの隙間
窓枠と壁の間や窓枠とガラスの間など、窓まわりには隙間が発生する場所が多く雨水が侵入してきやすい場所です。
ドア周りの隙間
ドア枠と壁の間やドア枠とドアの間など、ドア周りの隙間にも雨の侵入を防ぐ為にシーリング工事が必要です。
建物内外の壁の隙間
外壁のパネルや石膏ボードの接合部分は、シーリングが劣化するとヒビができ雨水が侵入してしまいます。
床の隙間
床と壁の接合部分や床とドアの間などにも隙間が発生することがあり、その部分から雨水が侵入します。
水回り
キッチンのシンク周りや浴室のバスタブ周りなどは、漏水によって水が染み込む可能性のある箇所です。
配管の出入り口や接合部分
配管や排水溝、排水口の出入り口や、配管の接合部分からは漏水が発生する可能性があります。
外壁パネルや外部突起部の接合部分
防水だけではなく、断熱性や防音性を高める働きをする機密性の向上にもシーリング工事は役立ちます。
大進双建のシーリング工事の特徴
- 防水性の向上
シーリング工事によって隙間がなくなると雨水の侵入が防止される為、雨漏りリスクがなくなります。 - 気密性の高さによる断熱性と防音性の向上
隙間がなくなり気密性が高くなることによって、隙間からの熱や音の出入りも抑えられて建物内部の快適性が高まります。 - 耐久性とメンテナンスの簡素化
適切に施行されたシーリングは耐久性が高く、長期間にわたって効果を保つため、メンテナンスの周期が長くなります。 - 美観の向上
目地の汚れやヒビが修復されることによって外壁全体の見栄えが良くなります。 - 多様な用途に対応
シーリング工事にはさまざまな材料があり、部位に合わせて最適な使い分けをすることで建物の多くの場所に適用することができます。
- 単価1000円〜/m
※単価相場は、下地状況や面積、使う材料などによって変動します。